2024年9月27日 (金)

緑苑祭・城西地区大会 『ARE YOU READY?』

緑苑祭と城西地区大会で、『ARE YOU READY?』を上演しました!

今年は、文化祭から地区大会まで、3日連続で公演、それも最終日の地区大会は8:40開演という、とんでもないスケジュール。どうなることかと心配でしたが、無事に完走することができました!

今回の作品の始まりは...思えば、めっちゃシンプルで...在籍するメンバー(少人数)が楽しめること!

メンバーたちの日々の言動から登場人物や設定が生まれて、いろんなイメージが繋がって、いつの間にかできた作品。最初の本読みのときに、皆がワクワクしていたことをよく覚えてる!クラブ活動をする時間はあまりないし、夏休みも揃ってたくさん練習できないとわかっていたからこそ、少しずつ部分部分を固めていって、全体像が見えたのが1週間前💦でも、それぞれが、それぞれの時点で悩んで努力してきていたから、驚異の集中力で舞台にあげることができました。文化祭での本番を経るごとに改善を重ね、最後の地区大会の舞台では、美しい照明のおかげもあって、きちんと一つの作品になっていました✨

高校生から、昭和を知る大人の方まで、嬉しい感想をたくさん頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

城西地区大会での写真です。(撮影 STUDIO KATAGIRI)

文化祭最終日にてんやわんやの運営委員たち。

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タイトルからもわかるように、『学園天国』出てきます。

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地区大会では手拍子が来て、大盛り上がりでした。ありがとうございます。

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日大二高が会場だからこそ、こだわりの照明を作って頂ける...井一先生、感謝です。

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地区大会でのラストシーン。とても良かった!

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そんなこんなで、4回目の夏でした!

毎年状況が変わって、いつまでどんな風に続くのかわからないけど、やりたい!生徒がいる限り走り続ける😊

 

2024年7月18日 (木)

「ヘッドホンをはずして」@都短編発表会

7月15日(月・祝)都立昭島高校で行われた「第11回都短編発表会」で『ヘッドホンをはずして』を上演しました。

東京都の他地区の代表が集う発表会。いつもとは違う高校の作品を観劇できて面白かったようです。

『ヘッドホンをはずして』は久しぶりの上演でした。試験後の短い練習だけで臨みましたが、みんなの思いが詰まった作品なので、すぐ思い出しました。本番も、色々ありましたが助け合って上演できました!

中杉演劇部を初めて観る学校さんも多かったよう。感想もたくさん頂けて嬉しかったです。

夏服での上演でしたが、春のお話。新宿で採った音を使って作った、オープニングの駅の雑踏音から始まります。中央線の車両での物語。

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単語テストの日に必ずやって来るマキト君...という設定なので、アイテムは単語帳と赤い暗記シート。

主人公が単語帳に合わせて切った暗記シートは、かわいい動物や鳥の形になっています。こんなアイテムがあれば、単語の勉強も頑張れるかも...

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恋に恋するお友達との場面はとてもかわいいシーンに仕上がりました。

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ある日...電車で居合わせた同級生たち。何気ない言葉が、主人公の胸に刺さります。

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色々ありましたが....最後に、暗記シートをもらったマキト君。

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たくさんの拍手をありがとうございました。

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ずっと同じ名前の役を演じることが多い中杉演劇部。マキト君は、2年前の冬に生み出され、以来ずっと登場するキャラクターです。(もちろん性格や設定は変わります)

 

 

2024年5月 1日 (水)

「ヘッドホンをはずして」@新歓公演&城西地区春季発表会

4月頭の俳優座劇場での公演が終わった後すぐに創った「ヘッドホンをはずして」...短期集中でどうにかこうにか仕上げて4月25日に新歓公演、そして29日(月)に城西地区春季発表会。新学期だったこともあり、怒涛の日々でしたがやり遂げました!

この作品の始まりもお喋りで、電車の中で起こる話をやりたい!というところから、色々進化してたどりつきました。20分で「何か」を表現するのは大変ですが、とても楽しい作業。駅に音を採りに行って編集したり、暗記シートを切り抜いたり、チラシの絵に全力を注いだり、発音の練習をしたり、バックハグを研究したり(?)、それぞれ、短い期間で物凄く頑張りました。

春季発表会は3回目ですが、いつの間にか「中杉演劇部といえば青春もの」みたいなイメージが定着していて、他校の生徒の皆さんも期待してくれているみたい。たくさんの嬉しい感想を頂いて、部員たちもとても励みになりました。

さらに!7月15日に行われる「東京都短編発表会」の城西地区代表に選んで頂きました!というわけで、「ヘッドホンをはずして」まだまだ続きます!

 

リツコの報告にびっくり興味津々の友人たち

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マキトの友人たち登場

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ラストシーンは、劇中にも登場するバンド "The Songbards" の「春の香に包まれて」と共に。

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ありがとうございました!!!

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写真は、日大ニ高の井一先生に撮って頂きました!

2024年4月 4日 (木)

「わたしたちのピーターパン」@俳優座劇場

4月2日(火)俳優座劇場 第32回はいすくーるドラマすぺしゃるで、「わたしたちのピーターパン」を上演しました!

昨年の今頃出場のお話を頂いた時から、最終ゴールは「俳優座劇場」と意識して創ってきた作品でした。特に文化祭や地区大会で上演した後は、もっともっとレベルアップしなくては!ということで、なんだかんだと工夫を重ね...(「スクバ狂想曲」や「疑心餡鬼」がとても力になった!)仲間も増え...(登場人物も密かに増えてます)ついにやり遂げました!年度始めでお忙しい中駆けつけて下さった、ご家族・ご親戚の皆様、お友達の皆さん、先生方、卒業生の皆さん、そして新入生の皆さん、本当にありがとうございました!

とにかく、大学生になった元3年生たちも含め、全員が舞台に立てたのが本当に良かった!そして!それぞれの心が一つになって、部員たちの「わたしたちのピーターパン」になったことが何よりも嬉しいです。

そしてこれは、俳優座劇場という場の力のおかげもあって。「俳優座劇場の舞台に立つ」ということが、部員たちの意識を高めて行ったのは間違いないし、作品自体も劇場スタッフさんのおかげで、何百倍も素敵になった!32年間も続いてきた「はいすくーるドラマすぺしゃる」の真髄だなあ....今回、32年の歴史に幕を閉じる、最後の舞台に立たせて頂けた奇跡に感謝です。

色々起こる、公演前日の演劇部。

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見慣れない女子学生は、マキトをマサトさんと呼んで...

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いよいよ「ピーターパン」本番、頑張るぞ!

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右から2番目の星、朝に向かってまっすぐだ!

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海賊たちは、入学式から駆けつけた新大学生

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あの星の向こう きっとある 君だけのネバーランド

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さあ 立ち上がれ いつだって 僕がここにいる

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カーテンコールのサプライズ 卒業生にお花を渡した瞬間に電飾が光る素敵な計らい!

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細々再開した演劇部、こんなに賑やかになりました。「やりたい」の声がある限り、進むしかない。

2024年3月10日 (日)

すぎなみサイエンスフェスタでサイエンスショー

3月3日(日)杉並区のIMAGINUSで開催された「すぎなみサイエンスフェスタ」に参加させて頂きました。

演劇部がサイエンス?と思われるかもしれませんが、物理部の顧問の先生に声をかけて頂いて、サイエンス実験の周辺に物語をつけてサイエンスショーにすることになったのです!(中杉の物理部さんはホバークラフトでずっとこのイベントに参加していて、フェスタ全体のお手伝いもしている強力なサポーター!)

1,2年生は試験前なので、もう試験のない卒業直前の3年生で頑張りました。

15分の作品を3回公演しましたが、どの回にも親子連れの皆さんがたくさん来て下さり、とても嬉しかったです。ありがとうございました。

「?とびら」を探して、いろんな「?」の答えを探す少年ピーター。最後の扉の中には、ちょっと変わった質問が。博士の力を借りて、難題に挑みます。

風船はどうして浮くのかな?


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会場のお友達もチャレンジ!

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大きな風船が浮くと大歓声。

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でも、悪い奴らの邪魔が入ります。

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でも、博士の知恵で難題クリア!輪の風船が上がると、会場は大拍手でした。

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新しい経験ができて楽しかったです。物理部の皆さんありがとう。

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2024年2月19日 (月)

第3回城西地区冬季発表会

2月18日(日)都立豊多摩高校にて、第3回城西地区冬季発表会が行われました。

この発表会には掟がありました。上演中に、「あんぱん」を一つ食べ切ること。城西地区の25校もの学校が参加することになり、朝から晩まで分刻みで上演が続く、熱い1日になりました。

今回は、生徒創作に挑戦することになり、3年生が書いてきたのが「疑心餡鬼」という作品。冬休み明けから、皆であーでもないこーでもないと話し合い、色々と小道具を作り、仕上げていきました。思っているように、舞台に上げるのは大変なことです。でも、よく頑張りました!

田舎のオカルト研究部に、転校生がやって来る...という話。

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あんぱんを食べるシーンは、前日まで試行錯誤。ものすごく怪しいシーンになりました。

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あんぱんも無事に食べ終わり、転校生にネタバラシ!

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22校分の「あんぱん」ストーリーを観劇し合い、感想を交換し合うという、とてもアットホームな発表会でした。

表彰もあって、優秀賞頂きました!良かったね。賞品はあんぱんでした。

さて、次は、物理部とのコラボでサイエンスショー、そして4月には俳優座劇場はいすくーるドラマすぺしゃるで、「わたしたちのピーターパン」を再演します!

2023年12月29日 (金)

第65回東京私立中学高等学校演劇発表会(TOKYOドラマフェスタvol.25)公演

第65回東京私立中学高等学校演劇発表会(TOKYOドラマフェスタvol.25)で、創作劇「スクバ狂想曲〜Rhapsody in School Bag〜」を上演しました。

歴史ある発表会、コロナが明けて久々の通常開催。参加校がお互いに見合って交流する、温かい発表会です。

今回も部員たちの「〜したい」から始まって台本ができ、そこからさらにこだわりの創作があり(見えないところまで創り込む執念が半端ない)、さあ本番!という時に、非常事態。1日前に急遽配役を変えての上演となりましたが、ものすごい集中力で上演にこぎつけました!

今回は青春ものではなく、スラップスティック コメディ。どれくらい笑いがくるのか...と心配していましたが、びっくりするくらい笑ってもらえました。

 舞台は生徒会室。いろんな人がやって来る。それぞれが、それぞれの事情で必死。

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カオスのレベルは、どんどん上がっていく。

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最後には...こうなるよね😅

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お客さんにたくさん笑ってもらえただけで十分ハッピーなのですが、なんと「東京私立中学高等学校協会賞」まで頂いてしまいました。競うための発表会ではないので賞はあくまでオマケなのですが、スーパーハイレベル&個性豊かな演劇部が集う発表会で大きな賞を頂けたことは、部員たちにとって次へ向かう励みになったと思います。

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来年もまた新しい挑戦をしていきましょう。

まずは「あんぱん」の話、そして物理部とのコラボサイエンスショー、4月2日夜には俳優座劇場で「わたしたちのピーターパン」です!

2023年9月26日 (火)

緑苑祭・地区大会「わたしたちのピーターパン」

「わたしたちのピーターパン」、緑苑祭・地区大会公演が終了しました。

夏休みから9月にかけての怒涛の日々も3回目。2年前、全て手探りでやっていた時の1年生は3年生になりました。

4月には、1年生が4人も仲間に加わり、普段の練習も賑やかで活気が溢れています。学校でも存在を認知されるようになってきました😅

緑苑祭では2ステージを、第一体育館にて。1日目は最後、2日目の朝一番。特に2日目、朝一番なのにお客さんが予想より多くて、チラシがなくなってしまう事態に…。びっくりでした。たくさんのお客様に観ていただき、嬉しい感想も多く頂き、本当にありがとうございます。

地区大会はその1週間後。緑苑祭明けで学年閉鎖が頻発し、練習などできず、当日ぶっつけ本番でした。とにかく全員揃ってできただけで、ありがたい。舞台照明音響が素晴らしい日大二高ホール。それぞれのシーンが、とても印象的に映えていました。

色んな人の感想を聴くと、お話がきちんと伝わっていることがわかり、とても安心しました。そして、心に残るポイントが皆さんそれぞれ。なるほど!とこちらが驚くような視点も。感想を頂いた皆さま、本当にありがとうございます。

実は、この作品まだ終わりではなく、次があります。その時には、今回やりきれなかったことを全部やって、もっともっと輝く舞台にするつもりです!乞うご期待😄

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2023年5月 2日 (火)

城西地区春季発表会

4月30日、東京大学附属中等教育学校の多目的ホールで、城西地区の春季発表会がありました!

参加15校が、20分の短編を披露し合うアットホームな発表会です。去年、初めて参加した時は、お客さんは参加学校の生徒だけでしたが、今年は制限もなくなって外部のお客さんも呼べるようになりました!会場いっぱいのお客さん!やっぱり嬉しいです。

中杉演劇部は「209系を撮ってから」のファイナルステージ。学校公演の時とはステージが違うので、少し演出を変えたり、照明は当日ぶっつけ本番だったり、ドキドキでしたが、無事に上演することができました。

もうすぐ廃部になる弱小写真部。しかし、撮り鉄マキトの写真が全国大会で金賞を受賞!

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その写真に写っていった後ろ姿の少女は、やっかいな生徒会長の親友だった。

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ラストシーンは夕方の高円寺駅。"THE 中杉演劇部"なエンディング。

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初めて台本を読んだ時は、「209系???」「鉄道???」」となっていた部員たちでしたが、最近は「私、今、209系に乗っています!」とグループラインに報告してくるまでに...。新2、3年生5人だけで初めての舞台でしたが、最初「文字」だけだった時には想像できなかったくらい魅力的なキャラクターたちになりました。5人だけでやるのはこれが最後(次からは新1年生がいる✨)...貴重な舞台でした。

たくさんのお客さんに観てもらえて、嬉しい感想をたくさん頂いて、とても励みになりました。ありがとうございました!

さあ、すぐに、次の作品がスタートします...。

 

2023年4月23日 (日)

新入生歓迎公演

1月頃だったでしょうか。部員たちが「4月に校内で新入生歓迎公演をやっってみたい」と言い出しました。

文化祭や外部発表会のように「場」が準備されているわけではなく、教室を劇場にするところから始め、自分たちで集客もしなければならないので、なかなか大変なことなのですが、「絶対やりたい!」と固い決意。というわけで、チャレンジしました。3人卒業してしまったので、メンバーは新2、3年生の5人。途中色々ありましたが、4月20日21日の放課後に2公演、無事にやり遂げました!

演目は「209系を撮ってから」。部員たちのトークからヒントを得て創ったオリジナル作品。台本作りの過程では、中杉の鉄道マニアM先生にお話を伺ったり、中央線の駅を巡ったりしました。

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部員たちにとってはあまり馴染みのなかった「鉄道」が絡むお話でしたが、好きなものに対する熱量は理解できます。練習を重ねて、それぞれのキャラクターも際立って来て、20分ですが見応えのある作品になりました。

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新入生も観に来てくれて、公演の後には体験入部。今観たばかりの作品の台本を読んでみたり、楽しい時間を過ごしました。 

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この作品、来週、城西地区春季発表会でも発表します。4月30日(日)に東京大学附属中等教育学校にて!

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